- 2024 年度の様子 -
12月に開く講師及びゲスト演奏家を交えての演奏会。
クリスマスシーズンに素敵な音楽を講師が奏でます。
「音楽は、ソロだけではなく合奏の楽しさを味わい、音楽の喜びを得る」というソルフェージスクールの目標のひとつを、ソルフェージスクールの講師が自らの演奏によって、より多くの方へ伝えるためのコンサートです。
2003年からはじまり、これまでに、ヴィオラ林徹也、チェンバロ坂由里、チェロ青木十良、フルート植村泰一各氏をゲスト演奏家として迎えています。
日時:
2025年12月21日(日)
2024年度の記録
2024年 12月15日(日) 14:00 開演
ヨーロッパの古くからの音楽を元にして作品を楽しんでいただきました。
- ロンド イ長調 Op.107 D.951 F. シューベルト
- ソナタ P. ラドミロー
- セント・ポール組曲 G. ホルスト
- VnとVaの2重奏曲 ト長調 K.423 W. A. モーツァルト
- リュートと弦楽のための古代組曲 O. レスピーギ
- Winter Wonderland ほか
クリスマスコンサートとはクリスマスに因んだ曲を含んだ、その時期に催されるコンサートですが、今回は期せずしてフランス、イギリス、イタリアで古くから伝わる音楽が元になった作品が3曲ありました。
フランスのブルターニュ地方やアイルランドの古くからのケルト系音楽に根差したP.ラドミローの「ソナタ」。イギリスの16世紀の舞曲や民謡「グリーンスリーヴス」を取り入れたホルストの「セント・ポール組曲」。イタリアの中世来の音楽を題材としたO.レスピーギの「リュートと弦楽ための古代舞曲」です。 ヨーロッパに昔から伝わるレネッサンス、バロック時代を源とする音楽は、指導の先生の丁寧な解説もあってその背景を理解して楽しむことのできるものでした。
最後にはクリスマス時期の音楽としてよく知られる20世紀以降のアメリカ・ポピュラー曲がコーラスで3曲歌われ、その中の Winter Wonderlandではお客様も手拍子で参加というものもありました。
楽しませていただきましたと笑顔でお帰りの方々も多いクリスマスコンサートでした。
- 古澤裕治 -